ダービーのウォッカの上がり3ハロンが33.0(時速65.5km)、ドリームジャーニーが33.1(65.3km)でした。スローだったこともありますが、やはり馬場も絶好なのでしょう。
今週は安田記念。前哨戦の
京王杯SCは
マイネルスケルツィが引っ張って1分20秒0のレコード決着となりました。今回はこれをネタにして、速度換算してみます。
JV-LINKから提供されるデータはレース全体(ハロン毎の先頭馬)のLAPと、各馬の上がり3ハロンの数値しか提供されません(競馬ブック誌には前半3ハロンも記載)。ですから、個々の馬のLAPが確定できるのは、「スタート直後から先頭のままゴールした馬だけ」ということになります。ただ京王杯のマイネルスケルツィの場合は、ゴ−ル手前1ハロンまでは先頭をキープし最後に0.1秒だけ送れてゴールしたので、レースの最終LAPから0.1秒を差し引けば、正確なLAPが特定できます。
でそのLAPから計算したのが下記の表です。
| 京王杯SC マイネルスケルツィのLAP |
| ハロン |
1H |
2H |
3H |
4H |
5H |
6H |
7H |
| LAP(秒) |
12.3 |
10.9 |
10.9 |
11.2 |
10.6 |
11.6 |
12.6 |
| 時速(km) |
58.5 |
66.1 |
66.1 |
64.3 |
67.9 |
62.1 |
57.1 |
| ハロン |
前3ハロン |
後3ハロン |
全体 |
|
| LAP(秒) |
34.1 |
34.8 |
80.1 |
| 時速(km) |
63.3 |
62.1 |
62.9 |
第2H〜第5Hにかけて猛スピードで突っ走って(1000m通過が55秒9、1200m通過が1分7秒5)、第5Hはなんと時速67.9km。さすがに息切れしたのか、6H〜7Hと急激にスピードが時速10km以上ダウンしています。
次に他馬との比較です。他馬については、経過LAPがなく、「7H全体の走破タイム」と「上がり3H」タイムだけが提供されています。従ってこれを引き算すれば、前半4Hと後半3Hのタイムが割り出せますのでこれを下記の表にまとめます。
| 馬名 |
前半4H |
後半3H |
速度差 (km) |
走破 タイム |
着 順 |
LAP (秒) |
時速 (km) |
通過 順位 |
LAP (秒) |
時速 (km) |
| マイネルスケルツィ |
45.3 |
63.6 |
1 |
34.8 |
62.1 |
-1.5 |
1.20.1 |
4 |
| オレハマッテルゼ |
45.5 |
63.3 |
2 |
34.6 |
62.4 |
-0.9 |
1.20.1 |
3 |
| プリサイスマシーン |
45.5 |
63.3 |
3 |
35.7 |
60.5 |
-2.8 |
1.21.2 |
9 |
| セトノゼディタブ |
45.6 |
63.2 |
4 |
35.6 |
60.7 |
-2.5 |
1.21.2 |
10 |
| ブラックバースピン |
45.6 |
63.2 |
5 |
35.6 |
60.7 |
-2.5 |
1.21.2 |
12 |
| フサイチリシャール |
45.7 |
63.0 |
6 |
35.1 |
61.5 |
-1.5 |
1.20.8 |
5 |
| ピカレスクコート |
45.8 |
62.9 |
7 |
36.3 |
59.5 |
-3.4 |
1.22.1 |
18 |
| グランリーオ |
45.8 |
62.9 |
8 |
35.6 |
60.7 |
-2.2 |
1.21.4 |
14 |
| ネイティヴハート |
46.0 |
62.6 |
9 |
35.6 |
60.7 |
-1.9 |
1.21.6 |
15 |
| エイシンドーバー |
46.0 |
62.6 |
10 |
34.0 |
63.5 |
0.9 |
1.20.0 |
1 |
| シンボリエスケープ |
46.0 |
62.6 |
11 |
34.0 |
63.5 |
0.9 |
1.20.0 |
2 |
| アポロノサトリ |
46.2 |
62.3 |
12 |
34.9 |
61.9 |
-0.4 |
1.21.1 |
7 |
| インセンティブガイ |
46.2 |
62.3 |
13 |
35.0 |
61.7 |
-0.6 |
1.21.2 |
11 |
| マイネルアルビオン |
46.3 |
62.2 |
14 |
35.6 |
60.7 |
-1.5 |
1.21.9 |
17 |
| フジサイレンス |
46.6 |
61.8 |
15 |
34.5 |
62.6 |
0.8 |
1.21.1 |
6 |
| リキアイタイカン |
46.6 |
61.8 |
16 |
35.1 |
61.5 |
-0.3 |
1.21.7 |
16 |
| ツルガオカハヤテ |
46.8 |
61.5 |
17 |
34.5 |
62.6 |
1.1 |
1.21.3 |
13 |
| タガノバスティーユ |
46.9 |
61.4 |
18 |
34.3 |
63.0 |
1.6 |
1.21.2 |
8 |
まだ始めたばかりなので、どうやって分析すべきかなんともいえませんが、この時の馬場では、
・時速62.9km以上で前半を通過した馬は全て、後半で速度が大幅に落ちている。ただ、マイネルスケルツィとオレハマッテルゼは速度の落ち方が比較的緩やか。
・それ以下の速度で前半を通過した馬は、後半に速度を上げているか、落ちるにしても比較的緩やか。
う−ん、まだまだサンプルが足りなくて旨く分析ができないですね。もう少し続けて行きたいと思います。
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